結論から言ってしまうと、火気の正しい読み方は「かき」「ほけ」の両方になります。
火気の”火”は「ひ」「ほ」「か」、”気”は「き」「け」と読むことができます。
一般的には火気は「かき」と読むことがほとんどです。
ただ火気は「かき」「ほけ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また火気(かき)のように「火(か)」が用いられている言葉には、
「火炎(かえん)・烈火(れっか)・業火(ごうか)・戦火(せんか)」などがあります。
火気(ほけ)のように「火(ほ)」が用いられている言葉には、
「火屋(ほや)・火影(ほかげ)・火照る(ほてる)・火焚(ほたき)」などがあります。
次の章で火気の意味について解説していきます。
火気(かき)は「火の気(け)のこと/火の勢いのこと」の意味として用いられています。
火気を「かきと読むと上記のような意味になりますが、
「ほけ」と読むと「火の気のこと/湯気のこと」の意味となります。
このように火気は「かき」「ほけ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
火気を用いた例文としては、「ここでは火気は厳禁だ」や、
「火気(かき)にたじろぐ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「火の気のこと」の意味で、
後者の例文は「火の勢いのこと」の意味で使用しています。
また火気の類義語としては、「火花(ひばな)・口火(くちび)・火種(ひだね)・火勢(かせい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても火気と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「火気の読み方と意味、”かき”と”ほけ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど