さて日常的に使われることはあまりないですが、「御神火」という言葉があります。
この御神火に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
御神火がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは御神火の読み方と意味、「ごじんか」と「ごしんか」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.御神火の正しい読み方は「ごじんか」「ごしんか」?
では御神火の正しい読み方は、「ごじんか」「ごしんか」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、御神火の正しい読み方は「ごじんか」「ごしんか」の両方になります。
御神火の”神”は「かみ」「しん」「じん」と読むことができます。
ただ一般的には御神火は「ごじんか」と読むことがほとんどです。
また御神火(ごじんか)のように「神(じん)」が用いられている言葉には、
「明神(みょうじん)・神社(じんじゃ)・荒神(こうじん)・祭神(さいじん)」などがあります。
御神火(ごしんか)のように「神(しん)」が用いられている言葉には、
「神速(しんそく)・神童(しんどう)・神秘(しんぴ)・神仏(しんぶつ)」などがあります。
次の章で御神火の意味と類義語について解説していきます。
2.御神火の意味と類義語について
では御神火の意味と類義語について見ていきましょう。
まず御神火は「火山を神聖なものと扱って、その噴火・噴煙を神聖視していう語のこと」の意味として用いられています。
御神火を用いた例文としては、「大島の御神火の映像を見る」や、
「それは御神火による影響だ」のような使い方で用いられています。
また御神火の類義語としては、「浄火(じょうか)・神火(しんか)・聖火(せいか)・天火(てんか)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても御神火と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「御神火の読み方と意味、”ごじんか”と”ごしんか”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 御神火の正しい読み方は「ごじんか」「ごしんか」の両方。
- 御神火は「火山を神聖なものと扱って、その噴火・噴煙を神聖視していう語のこと」の意味。
- 御神火の類義語には、「浄火・神火・聖火・天火」などがある。