このページでは油土の読み方と意味、「ゆど」と「あぶらつち」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.油土の正しい読み方は「ゆど」「あぶらつち」?

 

結論から言ってしまうと、油土の正しい読み方は「ゆど」「あぶらつち」の両方になります

 

油土の”油”は「あぶら」「ゆ」、”土”は「つち」「ど」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には油土は「ゆど」と読むことが多いです。

 

 

 

また油土(ゆど)のように「油(ゆ)」が用いられている言葉には、
「油分(ゆぶん)・灯油(とうゆ)・石油(せきゆ)・油井(ゆせい)」などがあります。

 

油土(ゆど)のように「土(ど)」が用いられている言葉には、
「焦土(しょうど)・泥土(でいど)・凍土(とうど)・土手(どて)」などがあります。

 

 

次の章で油土の意味について解説していきます。

 

2.油土の意味について

 

油土は「硫黄(いおう)・酸化亜鉛・蝋(ろう)などをオリーブ油で練って作った人工の粘土のこと」の意味として用いられています。

 

 

油土は放置しても硬化せず、彫刻や鋳金(ちゅうきん)の原型を作るのに用いられます。

 

鋳金(ちゅうきん)というのは、”金属を溶かして、型に入れて器物などを作ること”です。

 

 

 

また油土の類義語としては、「粘土(ねんど)・泥土(でいど)・陶土(とうど)・埴(はに)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても油土と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「油土の読み方と意味、”ゆど”と”あぶらつち”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 油土の正しい読み方は「ゆど」「あぶらつち」の両方。
  • 油土は「硫黄・酸化亜鉛・蝋などをオリーブ油で練って作った人工の粘土のこと」の意味。
  • 油土の類義語には、「粘土・泥土・陶土・埴」などがある。

 

 

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