結論から言ってしまうと、土気色の正しい読み方は「つちけいろ」になります。
土気色の”気”は「き」「け」と読むことができますが、土気色は「つちけいろ」と読むのが正しく、「どきしょく」と読むのは間違いです。
また土気色(つちけいろ)のように「気(け)」が用いられている言葉には、
「気配(けはい)・金気(かなけ)・色気(いろけ)・眠気(ねむけ)」などがあります。
次の章で土気色の意味について解説していきます。
土気色は「土のような色のこと」の意味として用いられています。
憔悴(しょうすい)したり、生気を失った人の顔色などに対して使われることが多い言葉です。
憔悴というのは、”心配・疲労・病気などにより、やせ衰えること”です。
土気色を用いた例文としては、「土気色を帯びた色合い」や、
「彼の顔は土気色になっていた」のような使い方で用いられています。
また土気色の類義語としては、「茶色(ちゃいろ)・褐色(かっしょく)・栗色(くりいろ)・ベージュ」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても土気色と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「土気色の読み方と意味、”つちけいろ”と”どきしょく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど