結論から言ってしまうと、甚大の正しい読み方は「じんだい」になります。
甚大の”甚”は「はなは(だしい)」「じん」と読むことはできますが、
「かん」と読むことはできないので、甚大を「かんだい」と読むのは間違いです。
「かんだい」というのは、”寛大(かんだい)”と書き表されるため注意が必要です。
また甚大(じんだい)のように「甚(じん)」が用いられている言葉には、
「激甚(げきじん)・幸甚(こうじん)・深甚(しんじん)・甚句(じんく)」などがあります。
甚大(じんだい)のように「大(だい)」が用いられている言葉には、
「偉大(いだい)・壮大(そうだい)・寛大(かんだい)・強大(きょうだい)」などがあります。
次の章で甚大の意味と類義語について解説していきます。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>