さて日常的に使われるもので「値千金」という言葉があります。
この値千金に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
値千金がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは値千金の読み方と意味、「あたいせんきん」と「ちせんきん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.値千金の正しい読み方は「あたいせんきん」「ちせんきん」?
では値千金の正しい読み方は、「あたいせんきん」「ちせんきん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、値千金の正しい読み方は「あたいせんきん」になります。
値千金の”値”は「あたい」「ね」「ち」と読むことができますが、
値千金は「あたいせんきん」と読むのが正しく、「ちせんきん」と読むのは間違いです。
また値千金(あたいせんきん)のように「値(あたい)」が用いられている言葉は、値千金の他には見つけることができませんでした。
値千金(あたいせんきん)のように「千(せん)」が用いられている言葉には、
「千慮(せんりょ)・千載(せんざい)・千振(せんぶり)・千古(せんこ)」などがあります。
値千金(あたいせんきん)のように「金(きん)」が用いられている言葉には、
「純金(じゅんきん)・後金(あときん)・元金(がんきん)・金塊(きんかい)」などがあります。
次の章で値千金の意味と類義語について解説していきます。
2.値千金の意味と類義語について
では値千金の意味と類義語について見ていきましょう。
まず値千金は「非常に価値の高いこと」の意味として用いられています。
千金(せんきん)というのは、「千枚の金銭や貨幣のこと」で、
”千金に値する”ということから転じて、このような意味となっています。
値千金を用いた例文としては、「値千金の決勝ゴール」や、
「値千金のホームラン」のような使い方で用いられています。
また値千金の類義語としては、「価値(かち)・値打ち(ねうち)・真価(しんか)・真骨頂(しんこっちょう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても値千金と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「値千金の読み方と意味、”あたいせんきん”と”ちせんきん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 値千金の正しい読み方は「あたいせんきん」で、「ちせんきん」は間違い。
- 値千金は「非常に価値の高いこと」の意味。
- 値千金の類義語には、「価値・値打ち・真価・真骨頂」などがある。