結論から言ってしまうと、上席の正しい読み方は「じょうせき」「かみせき」の両方になります。
上席の”上”は「うえ」「かみ」「じょう」と読むことができます。
一般的には上席は「じょうせき」と読むことが多いです。
ただ上席は「じょうせき」「かみせき」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で上席の意味について解説していきます。
上席(じょうせき)は「年長者・上位の人などの座る席のこと/階級・等級が上であること」の意味として用いられています。
上席を「じょうせき」と読むと上記のような意味になりますが、
「かみせき」と読むと「寄席(よせ)で、その月の1日から10日までの興行のこと」の意味となります。
寄席(よせ)というのは、”落後・講談などの大衆芸能を興行する娯楽場のこと”です。
このように上席は「じょうせき」「かみせき」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
上席を用いた例文としては、「彼はいつも上席(じょうせき)に座る」や、
「上席(じょうせき)の判事」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「年長者・上位の人などの座る席のこと」の意味で、
後者の例文は「階級・等級が上であること」の意味で使用しています。
以上が「上席の読み方と意味、”じょうせき”と”かみせき”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど