結論から言ってしまうと、上代の正しい読み方は「じょうだい」になります。
上代の”上”は「うえ」「うわ」「じょう」、”代”は「か(わる)」「だい」「しろ」と読むことができますが、上代は「じょうだい」と読むのが正しく、「うわしろ」と読むのは間違いです。
次の章で上代の意味について解説していきます。
上代は「大昔のこと/文学史における時代区分のひとつで、主に奈良時代のこと/商取引の用語で、販売価格(小売価格)のこと」の意味として用いられています。
「販売価格(こうりかかく)のこと」を”上代(じょうだい)”と言うのに対して、
「バイヤーとの取引価格のこと」を”下代(げだい)”と言います。
例えば商品をバイヤーから500円で仕入れて、その商品を1000円で店頭に並べた場合は、「下代が500円、上代が1000円」ということになります。
上代を用いた例文としては、「上代から話されてきた言語」や、
「これは上代価格だ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「大昔のこと」の意味で、後者の例文は「商取引の用語で、販売価格(小売価格)のこと」の意味で使用しています。
以上が「上代の読み方と意味、”じょうだい”と”うわしろ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど