このページでは上代の読み方と意味、「じょうだい」と「うわしろ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.上代の正しい読み方は「じょうだい」「うわしろ」?

 

結論から言ってしまうと、上代の正しい読み方は「じょうだい」になります

 

 

上代の”上”は「うえ」「うわ」「じょう」、”代”は「か(わる)」「だい」「しろ」と読むことができますが、上代は「じょうだい」と読むのが正しく、「うわしろ」と読むのは間違いです。

 

次の章で上代の意味について解説していきます。

 

2.上代の意味について

 

上代は「大昔のこと/文学史における時代区分のひとつで、主に奈良時代のこと/商取引の用語で、販売価格(小売価格)のこと」の意味として用いられています。

 

 

「販売価格(こうりかかく)のこと」を”上代(じょうだい)”と言うのに対して、
「バイヤーとの取引価格のこと」を”下代(げだい)”と言います

 

例えば商品をバイヤーから500円で仕入れて、その商品を1000円で店頭に並べた場合は、「下代が500円、上代が1000円」ということになります。

 

 

 

上代を用いた例文としては、「上代から話されてきた言語」や、
「これは上代価格だ」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「大昔のこと」の意味で、後者の例文は「商取引の用語で、販売価格(小売価格)のこと」の意味で使用しています。

 

 

以上が「上代の読み方と意味、”じょうだい”と”うわしろ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 上代の正しい読み方は「じょうだい」で、「うわしろ」は間違い。
  • 上代は「大昔のこと/文学史における時代区分のひとつで、主に奈良時代のこと/商取引の用語で、販売価格(小売価格)のこと」の意味。

 

 

関連ページ

<難読漢字の一覧>

 

(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>

 

哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!

 

依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!

 

<難読漢字の一覧(偏)>

 

(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!

 

<覚えておきたい知識>

 

鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!

 

(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!