さて日常的に使われるもので「小径」という言葉があります。
この小径に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
小径がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは小径の読み方と意味、「しょうけい」と「こけい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.小径の正しい読み方は「しょうけい」「こけい」?
では小径の正しい読み方は、「しょうけい」「こけい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、小径の正しい読み方は「しょうけい」「こみち」になります。
小径の”小”は「ちい(さい)」「しょう」「こ」、”径”は「みち」「けい」と読むことができますが、小径は「しょうけい」「こみち」と読むのが正しく、「こけい」と読むのは間違いです。
一般的には小径は「しょうけい」と読むことが多く、「こみち」は”小道”と書き表されることが多いです。
ただ小径は「しょうけい」「こみち」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また小径(しょうけい)のように「小(しょう)」が用いられている言葉には、
「縮小(しゅくしょう)・小寒(しょうかん)・小食(しょうしょく)・小説(しょうせつ)」などがあります。
小径(しょうけい)のように「径(けい)」が用いられている言葉には、
「内径(ないけい)・直径(ちょっけい)・口径(こうけい)・細径(さいけい)」などがあります。
次の章で小径の意味と類義語について解説していきます。
2.小径の意味と類義語について
では小径の意味と類義語について見ていきましょう。
まず小径(しょうけい)は「幅の狭い道のこと/小さな直径や半径のこと」の意味として用いられています。
小径を「しょうけい」と読むと上記のような意味になりますが、
「こみち」と読むと「幅の狭い道/脇道(わきみち)」の意味となります。
このように小径は「しょうけい」「こみち」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
小径を用いた例文としては、「小径(しょうけい)ドリルを使用する」や、「小径を歩く」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「小さな直径や半径のこと」の意味で、
後者の例文は「幅の狭い道のこと」の意味で使用しています。
また小径の類義語としては、「脇道(わきみち)・裏道(うらみち)・路地(ろじ)・細道(ほそみち)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても小径と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「小径の読み方と意味、”しょうけい”と”こけい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 小径の正しい読み方は「しょうけい」「こみち」の両方で、「こけい」は間違い。
- 小径(しょうけい)は「幅の狭い道のこと/小さな直径や半径のこと」の意味。
- 小径(こみち)は「幅の狭い道のこと/脇道のこと」の意味。
- 小径の類義語には、「脇道・裏道・路地・細道」などがある。