結論から言ってしまうと、鬼女の正しい読み方は「きじょ」になります。
鬼女の”鬼”は「おに」「き」、”女”は「おんな」「じょ」と読むことができますが、鬼女は「きじょ」と読むのが正しく、「おにおんな」と読むのは間違いです。
また鬼女(きじょ)のように「鬼(き)」が用いられている言葉には、
「幽鬼(ゆうき)・百鬼(ひゃっき)・鬼気(きき)・鬼畜(きちく)」などがあります。
鬼女(きじょ)のように「女(じょ)」が用いられている言葉には、
「侍女(じじょ)・次女(じじょ)・女傑(じょけつ)・女流(じょりゅう)」などがあります。
次の章で鬼女の意味について解説していきます。
鬼女は「女の姿をした鬼のこと/鬼のように残酷な女のこと」の意味として用いられています。
鬼女を用いた例文としては、「伝承に現れる鬼女」や、
「彼女は鬼女として知られている」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「女の姿をした鬼のこと」の意味で、
後者の例文は「鬼のように残酷な女のこと」の意味で使用しています。
また鬼女の類義語としては、「鬼畜(きちく)・魔女(まじょ)・悪魔(あくま)・修羅(しゅら)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても鬼女と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「鬼女の読み方と意味、”きじょ”と”おにおんな”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど