このページでは様子の読み方と意味、「ようす」と「ようし」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.様子の正しい読み方は「ようす」「ようし」?

 

結論から言ってしまうと、様子の正しい読み方は「ようす」になります

 

様子の”子”は「こ」「し」「す」と読むことができますが、
様子は「ようす」と読むのが正しく、「ようし」と読むのは間違いです

 

 

 

また様子(ようす)のように「様(よう)」が用いられている言葉には、
「左様(さよう)・仕様(しよう)・様式(ようしき)・多様(たよう)」などがあります。

 

様子(ようす)のように「子(す)」が用いられている言葉には、
「金子(きんす)・合子(ごうす)・繻子(しゅす)・扇子(せんす)」などがあります。

 

 

次の章で様子の意味について解説していきます。

 

2.様子の意味について

 

様子は「ありさま。具合。状態のこと/身なりのこと/事情のこと/気配のこと/ふり。素振りのこと」の意味として用いられています。

 

 

様子を用いた例文としては、「彼の様子を報告する」や、
「外はいまにも雨が降りそうな様子だ」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「ありさま。具合。状態のこと」の意味で、
後者の例文は「気配のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また様子の類義語としては、「状況(じょうきょう)・状態(じょうたい)・様相(ようそう)・動向(どうこう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても様子と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「様子の読み方と意味、”ようす”と”ようし”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 様子の正しい読み方は「ようす」で、「ようし」は間違い。
  • 様子は「ありさま。具合。状態のこと/身なりのこと/事情のこと/気配のこと/ふり。素振りのこと」の意味。
  • 様子の類義語には、「状況・状態・様相・動向」などがある。

 

 

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