揚子江の読み方と意味、「ようすこう」と「ようしこう」正しいのは?

 

さて日常的に使われることはほとんどないですが、「揚子江」という言葉があります。

 

この揚子江に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
揚子江がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは揚子江の読み方と意味、「ようすこう」と「ようしこう」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.揚子江の正しい読み方は「ようすこう」「ようしこう」?

 

では揚子江の正しい読み方は、「ようすこう」「ようしこう」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、揚子江の正しい読み方は「ようすこう」になります

 

揚子江の”子”は「こ」「し」「す」と読むことができますが、
揚子江は「ようすこう」と読むのが正しく、「ようしこう」と読むのは間違いです

 

 

 

また揚子江(ようすこう)のように「揚(よう)」が用いられている言葉には、
「高揚(こうよう)・止揚(しよう)・抑揚(よくよう)・浮揚(ふよう)」などがあります。

 

揚子江(ようすこう)のように「子(す)」が用いられている言葉には、
「金子(きんす)・合子(ごうす)・繻子(しゅす)・扇子(せんす)」などがあります。

 

揚子江(ようすこう)のように「江(こう)」が用いられている言葉には、
「江上(こうじょう)・江東(こうとう)・江畔(こうはん)・江山(こうざん)」などがあります。

 

 

次の章で揚子江の意味と類義語について解説していきます。

 

2.揚子江の意味と類義語について

 

では揚子江の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず揚子江は「長江(ちょうこう)のこと」の意味として用いられています。

 

 

長江というのは、中国最長の河川のことであり、長江の河口に近い揚州(ようしゅう)付近の局地的な名称でしたが、日本では長江全体の名称とされてきました。

 

(揚州というのは、中国の都市の名称)

 

 

 

また揚子江の類義語としては、「黄河(こうが)・大河(たいが)・大川(たいせん)・大江(たいこう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても揚子江と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「揚子江の読み方と意味、”ようすこう”と”ようしこう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ