拍子の読み方と意味、「ひょうし」と「はくし」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「拍子」という言葉があります。

 

この拍子に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
拍子がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは拍子の読み方と意味、「ひょうし」と「はくし」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.拍子の正しい読み方は「ひょうし」「はくし」?

 

では拍子の正しい読み方は、「ひょうし」「はくし」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、拍子の正しい読み方は「ひょうし」になります

 

拍子の”拍”は「う(つ)」「はく」「ひょう」と読むことができますが、
拍子は「ひょうし」と読むのが正しく、「はくし」と読むのは間違いです

 

 

 

また拍子(ひょうし)のように「拍(ひょう)」が用いられている言葉は、拍子の他には見つけることができませんでした。

 

拍子(ひょうし)のように「子(し)」が用いられている言葉には、
「子弟(してい)・子息(しそく)・子宮(しきゅう)・子音(しいん)」などがあります。

 

 

次の章で拍子の意味と類義語について解説していきます。

 

2.拍子の意味と類義語について

 

では拍子の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず拍子は「楽曲のリズムの基礎になる、音の強弱による周期的な区切りのこと/音楽などに合わせて調子をとること/笛や太鼓を奏でること/ちょうどその時。はずみ」の意味として用いられています。

 

 

拍子を用いた例文としては、「手拍子をする」や、「転んだ拍子に膝をぶつける」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「音楽などに合わせて調子をとること」の意味で、後者の例文は「ちょうどその時。はずみ」の意味で使用しています。

 

 

 

また拍子の類義語としては、「抑揚(よくよう)・楽調(がくちょう)・緩急(かんきゅう)・トーン」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても拍子と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「拍子の読み方と意味、”ひょうし”と”はくし”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 拍子の正しい読み方は「ひょうし」で、「はくし」は間違い。
  • 拍子は「楽曲のリズムの基礎になる、音の強弱による周期的な区切りのこと/音楽などに合わせて調子をとること/笛や太鼓を奏でること/ちょうどその時。はずみ」の意味。
  • 拍子の類義語には、「抑揚・楽調・緩急・トーン」などがある。

 

 

関連ページ