泰山木の読み方と意味、「たいざんぼく」と「たいさんぼく」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「泰山木」という言葉があります。

 

この泰山木に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
泰山木がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは泰山木の読み方と意味、「たいざんぼく」と「たいさんぼく」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.泰山木の正しい読み方は「たいざんぼく」「たいさんぼく」?

 

では泰山木の正しい読み方は、「たいざんぼく」「たいさんぼく」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、泰山木の正しい読み方は「たいさんぼく」になります

 

泰山木の”泰”は「たい」、”山”は「やま」「さん」(連濁により「ざん」)と読むことができますが、泰山木は「たいさんぼく」と読むのが正しく、「たいざんぼく」と読むのは間違いです

 

(連濁とは、2つの語が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと)

 

 

 

また泰山木(たいさんぼく)のように「泰(たい)」が用いられている言葉には、
「泰平(たいへい)・泰西(たいせい)・安泰(あんたい)・泰然(たいぜん)」などがあります。

 

泰山木(たいさんぼく)のように「山(さん)」が用いられている言葉には、
「仰山(ぎょうさん)・山岳(さんがく)・山系(さんけい)・山菜(さんさい)」などがあります。

 

泰山木(たいさんぼく)のように「木(ぼく)」が用いられている言葉には、
「低木(ていぼく)・土木(どぼく)・木訥(ぼくとつ)・伐木(ばつぼく)」などがあります。

 

 

次の章で泰山木の意味について解説していきます。

 

2.泰山木の意味について

 

では泰山木の意味について見ていきましょう。

 

まず泰山木は「モクレン科の常緑高木のこと」の意味として用いられています。

 

 

高さは約10mほど、葉は厚く長楕円形で、表面に光沢があり、裏面には茶色の毛が生えています。

 

初夏に香りのある白色で大きな花を開かせます。

 

 

以上が「泰山木の読み方と意味、”たいざんぼく”と”たいさんぼく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ