枯山水の読み方と意味、「こさんすい」と「かれさんすい」正しいのは？

 

さて日常的に使われるもので「枯山水」という言葉があります。

 

この枯山水に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
枯山水がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは枯山水の読み方と意味、「こさんすい」と「かれさんすい」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

 

では枯山水の正しい読み方は、「こさんすい」「かれさんすい」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、枯山水の正しい読み方は「かれさんすい」「かれざんすい」「かれせんすい」「こせんすい」になります。

 

枯山水の”枯”は「か（れ）」「こ」、”山”は「やま」「さん」「せん」と読むことができますが、枯山水を「こさんすい」と読むのは間違いです。

 

 

ただ一般的には枯山水は「かれさんすい」と読むことがほとんどです。

 

 

 

また”山”の読み方は「さん」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「ざん」という読み方をすることはできません。

 

枯山水のように「かれさんすい」ではなく、「かれざんすい」と濁って読むのは、日本語の「連濁（れんだく）」と呼ばれているものです。

 

 

連濁とは、”２つの語が結びついて１つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと”を言います。

 

枯山水であれば、枯（かれ）＋山水（さんすい）なので、山水（後ろの語）の語頭である清音の”さ”が濁音の”ざ”に変化します。

 

 

 

例えば「手紙（てがみ）」や「綿毛（わたげ）」は連濁なしで読むと、
「てかみ」や「わたけ」と読むのが普通です。

 

もともと”紙”には「がみ」という読み方はないですし、”毛”にも「げ」という読み方は存在しません。

 

 

ですが日本語では連濁によって後ろの語頭が清音から濁音に変わるため、
「手紙（てがみ）」「綿毛（わたげ）」と濁らせて読んでいるのです。

 

ただすべての言葉が連濁によって濁音に変化するわけではないので、注意してください。

 

 

次の章で枯山水の意味と類義語について解説していきます。

 

 

では枯山水の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず枯山水は「水を用いずに、石や砂によって山水を表現する庭園様式のこと」の意味として用いられています。

 

 

枯山水を用いた例文としては、「有名な枯山水だ」や、
「枯山水の庭園を訪れる」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また枯山水の類義語としては、「山水（さんすい）・石庭（せきてい）・御苑（ぎょえん）・花園（はなぞの）」などの言葉が挙げられます。

 

どの言葉についても枯山水と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「枯山水の読み方と意味、”こさんすい”と”かれさんすい”正しいのは？」でした。

 

 

これまで説明したことをまとめますと、

 

 

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