さて日常的に使われるもので「山椒」という言葉があります。
この山椒に使用されている漢字(特に”椒”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは山椒の読み方と意味、「さんしょ」と「サンショウ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.山椒の正しい読み方は「さんしょ」「サンショウ」?
では山椒の正しい読み方は、「さんしょ」「サンショウ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、山椒の正しい読み方は「さんしょ」「サンショウ」の両方になります。
山椒の”山”は「やま」「さん」、”椒”は「しょう」と読むことができます。
ただ一般的には山椒は「サンショウ」と読むことがほとんどです。
また山椒の”椒”という字は単体で「しょ」と読むことはできませんが、
日本語における音変化によって「さんしょう」から「さんしょ」という読み方に変化しました。
簡単に言うと、”発音しにくい音を発音しやすい音に変化させたもの”です。
この音変化により、山椒は通常では読むことができない「さんしょ」という読み方になったんですね。
次の章で山椒の意味と類義語について解説していきます。
2.山椒の意味と類義語について
では山椒の意味と類義語について見ていきましょう。
まず山椒は「ミカン科の落葉低木のこと」の意味として用いられています。
山椒は香りが良く、若葉は食用として、果実は香辛料・薬用として用いられています。
また山椒の類義語としては、「胡椒(こしょう)・花椒(かしょう)・薬味(やくみ)・香辛料(こうしんりょう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても山椒と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「山椒の読み方と意味、”さんしょ”と”サンショウ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 山椒の正しい読み方は「さんしょ」「サンショウ」の両方。
- 山椒は「ミカン科の落葉低木のこと」の意味。
- 山椒の類義語には、「胡椒・花椒・薬味・香辛料」などがある。