閉口の読み方と意味、「へいこう」と「とじくち」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「閉口」という言葉があります。

 

この閉口に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
閉口がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは閉口の読み方と意味、「へいこう」と「とじくち」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.閉口の正しい読み方は「へいこう」「とじくち」?

 

では閉口の正しい読み方は、「へいこう」「とじくち」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、閉口の正しい読み方は「へいこう」になります

 

閉口の”閉”は「し(める)」「と(じ)」「へい」、”口”は「くち」「こう」と読むことができますが、閉口は「へいこう」と読むのが正しく、「とじくち」と読むのは間違いです

 

 

 

ま閉口(へいこう)のように「閉(へい)」が用いられている言葉には、
「幽閉(ゆうへい)・閉鎖(へいさ)・閉塞(へいそく)・開閉(かいへい)」などがあります。

 

閉口(へいこう)のように「口(こう)」が用いられている言葉には、
「口角(こうかく)・経口(けいこう)・口実(こうじつ)・口座(こうざ)」などがあります。

 

 

次の章で閉口の意味と類義語について解説していきます。

 

2.閉口の意味と類義語について

 

では閉口の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず閉口は「どうしようもなく困ること/言い負かされて返答につまること/口を閉じて何も言わないこと」の意味として用いられています。

 

 

閉口を用いた例文としては、「彼の行動には閉口する」や、
「彼はただ閉口しているだけ」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「どうしようもなく困ること」の意味で、
後者の例文は「口を閉じて何も言わないこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また閉口の類義語としては、「困苦(こんく)・苦悶(くもん)・当惑(とうわく)・辟易(へきえき)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても閉口と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「閉口の読み方と意味、”へいこう”と”とじくち”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ