さて日常的に使われるもので「片口」という言葉があります。
この片口に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
片口がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは片口の読み方と意味、「かたくち」と「へんこう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
では片口の正しい読み方は、「かたくち」「へんこう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、片口の正しい読み方は「かたくち」になります。
片口の”片”は「かた」「へん」、”口”は「くち」「こう」と読むことができますが、片口は「かたくち」と読むのが正しく、「へんこう」と読むのは間違いです。
また片口(かたくち)のように「片(かた)」が用いられている言葉には、
「片言(かたこと)・片腕(かたうで)・片時(かたとき)・片身(かたみ)」などがあります。
片口(かたくち)のように「口(くち)」が用いられている言葉には、
「口裏(くちうら)・口癖(くちぐせ)・口数(くちかず)・甘口(あまくち)」などがあります。
次の章で片口の意味と類義語について解説していきます。
では片口の意味と類義語について見ていきましょう。
まず片口は「一方だけに注ぎ口のある器のこと/一方の人だけの言い分(ぶん)のこと」の意味として用いられています。
片口を用いた例文としては、「そこに片口の容器が置いてある」や、
「片口だけでは何も言えない」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「一方だけに注ぎ口のある器のこと」の意味で、
後者の例文は「一方の人だけの言い分のこと」の意味で使用しています。
また片口の類義語としては、「水差し(みずさし)・茶瓶(ちゃびん)・小鉢(こばち)・湯呑み(ゆのみ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても片口と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「片口の読み方と意味、”かたくち”と”へんこう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、