さて日常的に使われることはあまりないですが、「口跡」という言葉があります。
この口跡に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
口跡がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは口跡の読み方と意味、「こうせき」と「くちあと」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
では口跡の正しい読み方は、「こうせき」「くちあと」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、口跡の正しい読み方は「こうせき」になります。
口跡の”口”は「くち」「こう」、”跡”は「あと」「せき」と読むことができますが、口跡は「こうせき」と読むのが正しく、「くちあと」と読むのは間違いです。
また口跡(こうせき)のように「口(こう)」が用いられている言葉には、
「口座(こうざ)・口腔(こうくう)・口径(こうけい)・口述(こうじゅつ)」などがあります。
口跡(こうせき)のように「跡(せき)」が用いられている言葉には、
「追跡(ついせき)・足跡(そくせき)・史跡(しせき)・奇跡(きせき)」などがあります。
次の章で口跡の意味と類義語について解説していきます。
では口跡の意味と類義語について見ていきましょう。
まず口跡は「言葉づかい。ものの言い方のこと」の意味として用いられています。
口跡は特に、役者の台詞(せりふ)の声色(こわいろ)や言い回しに対して使われることが多いです。
口跡を用いた例文としては、「口跡の良い役者」や、
「口跡の良さと踊りに定評がある」のような使い方で用いられています。
また口跡の類義語としては、「口先(くちさき)・口吻(こうふん)・口頭(こうとう)・口気(こうき)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても口跡と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「口跡の読み方と意味、”こうせき”と”くちあと”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、