このページでは口跡の読み方と意味、「こうせき」と「くちあと」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.口跡の正しい読み方は「こうせき」「くちあと」?

 

結論から言ってしまうと、口跡の正しい読み方は「こうせき」になります

 

口跡の”口”は「くち」「こう」、”跡”は「あと」「せき」と読むことができますが、口跡は「こうせき」と読むのが正しく、「くちあと」と読むのは間違いです

 

 

 

また口跡(こうせき)のように「口(こう)」が用いられている言葉には、
「口座(こうざ)・口腔(こうくう)・口径(こうけい)・口述(こうじゅつ)」などがあります。

 

口跡(こうせき)のように「跡(せき)」が用いられている言葉には、
「追跡(ついせき)・足跡(そくせき)・史跡(しせき)・奇跡(きせき)」などがあります。

 

 

次の章で口跡の意味と類義語について解説していきます。

 

2.口跡の意味と類義語について

 

口跡は「言葉づかい。ものの言い方のこと」の意味として用いられています。

 

口跡は特に、役者の台詞(せりふ)の声色(こわいろ)や言い回しに対して使われることが多いです。

 

 

口跡を用いた例文としては、「口跡の良い役者」や、
「口跡の良さと踊りに定評がある」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また口跡の類義語としては、「口先(くちさき)・口吻(こうふん)・口頭(こうとう)・口気(こうき)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても口跡と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「口跡の読み方と意味、”こうせき”と”くちあと”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 口跡の正しい読み方は「こうせき」で、「くちあと」は間違い。
  • 口跡は「言葉づかい。ものの言い方のこと」の意味。
  • 口跡の類義語には、「口先・口吻・口頭・口気」などがある。

 

 

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