さて日常的に使われるもので「口蓋垂」という言葉があります。
この口蓋垂に使用されている漢字(特に”蓋”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは口蓋垂の読み方と意味、「こうがいすい」と「こうきょすい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
では口蓋垂の正しい読み方は、「こうがいすい」「こうきょすい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、口蓋垂の正しい読み方は「こうがいすい」になります。
口蓋垂の”蓋”は「ふた」「がい」、”垂”は「た(れる)」「すい」と読むことはできますが、”蓋”は「きょ」と読むことはできないので、口蓋垂を「こうきょすい」と読むのは間違いです。
また口蓋垂(こうがいすい)のように「蓋(がい)」が用いられている言葉には、
「頭蓋(とうがい)・蓋世(がいせい)・天蓋(てんがい)・掩蓋(えんがい)」などがあります。
口蓋垂(こうがいすい)のように「垂(すい)」が用いられている言葉には、
「懸垂(けんすい)・垂涎(すいぜん)・垂直(すいちょく)・垂線(すいせん)」などがあります。
次の章で口蓋垂の意味と類義語について解説していきます。
では口蓋垂の意味と類義語について見ていきましょう。
まず口蓋垂は「口蓋(こうがい)後端の中央から垂れ下がっている乳頭状の突起。のどちんこのこと」の意味として用いられています。
口蓋というのは、”口腔(つまり口)の上壁の部分のこと”です。
口蓋垂を用いた例文としては、「口蓋垂が大きい人」や、
「口蓋垂が炎症を起こしている」のような使い方で用いられています。
また口蓋垂の類義語としては、「咽喉(いんこう)・口腔(こうくう)・気管(きかん)・喉頭(こうとう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても口蓋垂と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「口蓋垂の読み方と意味、”こうがいすい”と”こうきょすい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、