このページでは口蓋垂の読み方と意味、「こうがいすい」と「こうきょすい」どちらが正しいのかを解説しています。
結論から言ってしまうと、口蓋垂の正しい読み方は「こうがいすい」になります。
口蓋垂の”蓋”は「ふた」「がい」、”垂”は「た(れる)」「すい」と読むことはできますが、”蓋”は「きょ」と読むことはできないので、口蓋垂を「こうきょすい」と読むのは間違いです。
次の章で口蓋垂の意味について解説していきます。
口蓋垂は「口蓋(こうがい)後端の中央から垂れ下がっている乳頭状の突起。のどちんこのこと」の意味として用いられています。
口蓋というのは、”口腔(つまり口)の上側の壁の部分のこと”です。
口蓋垂の役割は明確になっておらず、発音の補助、誤飲防止、口腔から鼻腔への異物の侵入の防止、そもそも口蓋垂は不要な部位など諸説あります。
また口蓋垂の大きい人は、いびきをかきやすいと言われています。
なぜかというと睡眠中は体を休めるために筋肉が弛緩(たるんだように緩むこと)し、そのたるんだ筋肉によって気道が狭くなり、狭くなった気道を空気が通るときに振動することによって音(これがいびきの正体)が発生するからです。
以上が「口蓋垂の読み方と意味、”こうがいすい”と”こうきょすい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど