切口上の読み方と意味、「せっこうじょう」と「きりこうじょう」正しいのは?

 

さて日常的に使われることはあまりないですが、「切口上」という言葉があります。

 

この切口上に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
切口上がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは切口上の読み方と意味、「せっこうじょう」と「きりこうじょう」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.切口上の正しい読み方は「せっこうじょう」「きりこうじょう」?

 

では切口上の正しい読み方は、「せっこうじょう」「きりこうじょう」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、切口上の正しい読み方は「きりこうじょう」になります

 

切口上の”切”は「き(る)」「き(り)」「せつ」と読むことができますが、
切口上は「きりこうじょう」と読むのが正しく、「せっこうじょう」と読むのは間違いです

 

 

 

また切口上(きりこうじょう)のように「切(きり)」が用いられている言葉には、
「踏切(ふみきり)・切妻(きりづま)・切札(きりふだ)・切支丹(きりしたん)」などがあります。

 

切口上(きりこうじょう)のように「口(こう)」が用いられている言葉には、
「火口(かこう)・河口(かこう)・口外(こうがい)・経口(けいこう)」などがあります。

 

切口上(きりこうじょう)のように「上(じょう)」が用いられている言葉には、
「上司(じょうし)・上映(じょうえい)・上京(じょうきょう)・上戸(じょうご)」などがあります。

 

 

次の章で切口上の意味と類義語について解説していきます。

 

2.切口上の意味と類義語について

 

では切口上の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず切口上は「一語一句をはっきりと区切る話し方のこと」の意味として用いられています。

 

 

切口上を用いた例文としては、「切口上の挨拶」や、
「切口上で述べる」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また切口上の類義語としては、「口調(くちょう)・口上(こうじょう)・語調(ごちょう)・口吻(こうふん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても切口上と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「切口上の読み方と意味、”せっこうじょう”と”きりこうじょう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ