さて日常的に使われることはあまりないですが、「押下」という言葉があります。
この押下に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
押下がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは押下の読み方と意味、「おうか」と「おうげ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.押下の正しい読み方は「おうか」「おうげ」?
では押下の正しい読み方は、「おうか」「おうげ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、押下の正しい読み方は「おうか」になります。
押下の”押”は「お(す)」「おう」、”下”は「した」「か」「げ」と読むことができますが、押下は「おうか」と読むのが正しく、「おうげ」と読むのは間違いです。
また押下(おうか)のように「押(おう)」が用いられている言葉には、
「押収(おうしゅう)・押印(おういん)・花押(かおう)・押捺(おうなつ)」などがあります。
押下(おうか)のように「下(か)」が用いられている言葉には、
「下層(かそう)・陛下(へいか)・下達(かたつ)・下降(かこう)」などがあります。
次の章で押下の意味と類義語について解説していきます。
2.押下の意味と類義語について
では押下の意味と類義語について見ていきましょう。
まず押下は「ボタンやキーボードのキーを押すこと」の意味として用いられています。
押下を用いた例文としては、「キーを押下する」や、
「ここを押下すると動き出す」のような使い方で用いられています。
また押下の類義語としては、「突く(つく)・圧迫(あっぱく)・弾む(はずむ)・叩く(たたく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても押下と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「押下の読み方と意味、”おうか”と”おうげ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 押下の正しい読み方は「おうか」で、「おうげ」は間違い。
- 押下は「ボタンやキーボードのキーを押すこと」の意味。
- 押下の類義語には、「突く・圧迫・弾む・叩く」などがある。