さて日常的に使われることはあまりないですが、「輪生」という言葉があります。
この輪生に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
輪生がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは輪生の読み方と意味、「りんせい」と「りんしょう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.輪生の正しい読み方は「りんせい」「りんしょう」?
では輪生の正しい読み方は、「りんせい」「りんしょう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、輪生の正しい読み方は「りんせい」になります。
輪生の”生”は「い(きる)」「せい」「しょう」と読むことができますが、
輪生は「りんせい」と読むのが正しく、「りんしょう」と読むのは間違いです。
また輪生(りんせい)のように「輪(りん)」が用いられている言葉には、
「大輪(たいりん)・日輪(にちりん)・年輪(ねんりん)・競輪(けいりん)」などがあります。
輪生(りんせい)のように「生(せい)」が用いられている言葉には、
「生活(せいかつ)・互生(ごせい)・再生(さいせい)・終生(しゅうせい)」などがあります。
次の章で輪生の意味について解説していきます。
2.輪生の意味について
では輪生の意味について見ていきましょう。
まず輪生は「茎(くき)の一節(ひとふし)に3枚以上の葉が輪状(りんじょう)に生じること」の意味として用いられています。
輪生において、葉が3枚の場合は三輪生、葉が4枚の場合は四輪生、葉が5枚の場合は五輪生と言います。
植物の葉の付き方には対生の他にも、”互生(ごせい)”と”対生(たいせい)”というものがあります。
互生というのは、”茎の一節に交互に1枚ずつ葉が生じること”で、
対生というのは、”茎の一節に2枚向かい合って葉が生じること”です。
以上が「輪生の読み方と意味、”りんせい”と”りんしょう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 輪生の正しい読み方は「りんせい」で、「りんしょう」は間違い。
- 輪生は「茎の一節に3枚以上の葉が輪状に生じること」の意味。