結論から言ってしまうと、下宿の正しい読み方は「げしゅく」「したやど」になります。
下宿の”下”は「した」「か」「げ」、”宿”は「やど」「しゅく」と読むことができますが、下宿は「げしゅく」「したやど」と読むのが正しく、「かしゅく」と読むのは間違いです。
一般的には下宿は「げしゅく」と読むことがほとんどです。
ただ下宿は「げしゅく」「したやど」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で下宿の意味について解説していきます。
下宿(げしゅく)は「ある期間、部屋代・食費などを支払って、他人の家の部屋を借りて生活すること」の意味として用いられています。
下宿を「げしゅく」と読むと上記のような意味になりますが、「したやど」と読むと「大名行列の供の者などが滞在する、本陣以外の宿/江戸時代、訴訟人が奉行所・代官所へ出頭するときの休息所」の意味となります。
このように下宿は「げしゅく」「したやど」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
下宿を用いた例文としては、「ここが下宿先の家だ」や、「東京で下宿している」のような使い方で用いられています。
どちらの例文も、「ある期間、部屋代・食費などを支払って、他人の家の部屋を借りて生活すること」の意味で使用しています。
以上が「下宿の読み方と意味、”げしゅく”と”かしゅく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど