結論から言ってしまうと、装丁の正しい読み方は「そうてい」になります。
装丁の”丁”は「ちょう」「てい」と読むことができますが、
装丁は「そうてい」と読むのが正しく、「そうちょう」と読むのは間違いです。
また装丁(そうてい)のように「装(そう)」が用いられている言葉には、
「装備(そうび)・偽装(ぎそう)・正装(せいそう)・装甲(そうこう)」などがあります。
装丁(そうてい)のように「丁(てい)」が用いられている言葉には、
「丁男(ていだん)・馬丁(ばてい)・丁重(ていちょう)・丁寧(ていねい)」などがあります。
次の章で装丁の意味と類義語について解説していきます。
装丁は「書物を綴(と)じて、表紙などを付けて、一冊の本としての体裁(ていさい)を整えること/書物の表紙・扉などの工夫・趣向のこと」の意味として用いられています。
装丁を用いた例文としては、「書籍の装丁を行う」や、
「他の本と装丁が少し異なる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「書物を綴じて、表紙などを付けて、一冊の本としての体裁を整えること」の意味で、後者の例文は「書物の表紙・扉などの工夫・趣向のこと」の意味で使用しています。
また装丁の類義語としては、「製本(せいほん)・乱丁(らんちょう)・落丁(らくちょう)・造本(ぞうほん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても装丁と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「装丁の読み方と意味、”そうてい”と”そうちょう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>