このページでは野外と屋外と戸外の違いについて簡単に解説しています。




1.野外と屋外と戸外の違いについて

結論から言ってしまうと野外と屋外と戸外の違いは、
周囲に建物があるかどうかと建物が限定されているかどうかになります。



それぞれについて解説していきますね。



野外とは?

野外(やがい)とは建物の外で、吹きさらしの広い場所のことを指します。


吹きさらしと言うのは簡単に言えば、
遮るものが何もなく、風が吹かれるままになっている状態のこと。


なので建物の外でなおかつ、
周囲に雨風を遮るものがない広い場所のことを野外と言うんですね。



”野”という字には野原の意味もありますが、”自然のままの広い平らな地”の意味もあるので、
野外という言葉には雨風を遮る建物がないという条件の他に広い場所という条件も付きます。


屋外とは?

屋外(おくがい)とは建物の外で、雨風を遮るものがある場所のことを指しています。



屋外と野外とで決定的に違う点は、建物が近くに存在するかどうかということです。


なので屋外は建物の外でかつ雨風を遮るものがあり、
野外は建物の外でかつ雨風を遮るものがない広い場所のことです。


また屋外(おくがい)のことを”やがい”と間違えて言っている人も多いですが、
”やがい”だと屋外ではなく野外の方の意味になってしまうので注意が必要です。


戸外とは?

戸外(こがい)とは家の外で、雨風を遮るものがある場所のことを指しています。


屋外の意味とかなり似ていて屋外と決定的に違う点は、
戸外の場合は建物が家のみに限定されているということです。


なのでその対象としている建物が学校やビルであれば、
それは戸外ではなく屋外ということになるので覚えておいてください。



戸外は家の外のみに場所が限定されているので、
屋外と言った場合よりも言葉の示している範囲としては狭くなります。



以上が「野外と屋外と戸外の違いとは?」でした。



2.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 野外とは、周囲に雨風を遮る建物がない広い場所のこと。
  • 屋外とは、建物の外で雨風を遮るものがある場所のこと。
  • 戸外とは、家の外のみ限定で雨風を遮るものがある場所のこと。
  • これらの違いは、周囲に建物があるかどうかと建物が限定されているかどうか。



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