結論から言ってしまうと、強力の正しい読み方は「ごうりき」「きょうりょく」の両方になります。
強力の”強”は「つよ(い)」「きょう」「ごう」、”力”は「ちから」「りょく」「りき」と読むことができます。
一般的には強力は「きょうりょく」と読むことがほとんどです。
ただ強力は「ごうりき」「きょうりょく」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で強力の意味について解説していきます。
強力(ごうりき)は「力や作用が強いこと/登山者の荷物を背負い山の案内に立つ人のこと/修験者(しゅげんじゃ)などの荷物を運ぶ従者のこと」の意味として用いられています。
修験者(しゅげんじゃ)というのは、”修験道の修行者のこと”で、修験道(しゅげんどう)というのは、”山林で修業し、密教的な儀礼を行い、霊験(れいげん)を得る宗教のひとつのこと”を意味しています。
強力を「ごうりき」と読むと上記のような意味になりますが、
「きょうりょく」と読むと「力や作用が強いこと」の意味のみとなります。
このように強力は「ごうりき」「きょうりょく」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
強力を用いた例文としては、「彼は強力(ごうりき)をしています」や、「強力な武器」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「登山者の荷物を背負い山の案内に立つ人」の意味で、後者の例文は「力や作用が強いこと」の意味で使用しています。
以上が「強力の読み方と意味、”ごうりき”と”きょうりょく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど