このページでは功力の読み方と意味、「くりき」と「こうりょく」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.功力の正しい読み方は「くりき」「こうりょく」?

 

結論から言ってしまうと、功力の正しい読み方は「くりき」になります

 

功力の”功”は「こう」「く」、”力”は「ちから」「りょく」「りき」と読むことができますが、功力は「くりき」と読むのが正しく、「こうりょく」と読むのは間違いです

 

 

 

また功力(くりき)のように「功(く)」が用いられている言葉は、功力の他には「功徳(くどく)」しか見つけることができませんでした。

 

功力(くりき)のように「力(りき)」が用いられている言葉には、
「力量(りきりょう)・力士(りきし)・自力(じりき)・他力(たりき)」などがあります。

 

 

次の章で功力の意味について解説していきます。

 

2.功力の意味について

 

功力は「功徳(くどく)の力のこと」の意味として用いられています。

 

功徳(くどく)というのは、”善行やその善行の結果として得られる神仏による恵みのこと”を意味します。

 

 

 

また功力の類義語としては、「応報(おうほう)・果報(かほう)・賜物(たまもの)・善意(ぜんい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても功力と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「功力の読み方と意味、”くりき”と”こうりょく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 功力の正しい読み方は「くりき」で、「こうりょく」は間違い。
  • 功力は「功徳の力のこと」の意味。
  • 功力の類義語には、「応報・果報・賜物・善意」などがある。

 

 

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