さて日常的に使われるもので「挿入」という言葉があります。
この挿入に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
挿入がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは挿入の読み方と意味、「そうにゅう」と「さしいれ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.挿入の正しい読み方は「そうにゅう」「さしいれ」?
では挿入の正しい読み方は、「そうにゅう」「さしいれ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、挿入の正しい読み方は「そうにゅう」になります。
挿入の”挿”は「さ(す)」「さ(し)」「そう」、”入”は「はい(る)」「い(れ)」「にゅう」と読むことができますが、挿入は「そうにゅう」と読むのが正しく、「さしいれ」と読むのは間違いです。
また挿入(そうにゅう)のように「挿(そう)」が用いられている言葉には、
「挿画(そうが)・挿話(そうわ)・挿花(そうか)・挿抜(そうばつ)」などがあります。
挿入(そうにゅう)のように「入(にゅう)」が用いられている言葉には、
「侵入(しんにゅう)・参入(さんにゅう)・入信(にゅうしん)・入荷(にゅうか)」などがあります。
次の章で挿入の意味と類義語について解説していきます。
2.挿入の意味と類義語について
では挿入の意味と類義語について見ていきましょう。
まず挿入は「間に挿(さ)し入れること。挟み込むこと」の意味として用いられています。
挿入を用いた例文としては、「画像を挿入する」や、
「鼻に内視鏡を挿入する」のような使い方で用いられています。
また挿入の類義語としては、「注入(ちゅうにゅう)・装填(そうてん)・充填(じゅうてん)・導入(どうにゅう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても挿入と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「挿入の読み方と意味、”そうにゅう”と”さしいれ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 挿入の正しい読み方は「そうにゅう」で、「さしいれ」は間違い。
- 挿入は「間に挿し入れること。挟み込むこと」の意味。
- 挿入の類義語には、「注入・装填・充填・導入」などがある。