さて日常的に使われることはほとんどないですが、「入牢」という言葉があります。
この入牢に使用されている漢字(特に”牢”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは入牢の読み方と意味、「じゅろう」と「にゅうろう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.入牢の正しい読み方は「じゅろう」「にゅうろう」?
では入牢の正しい読み方は、「じゅろう」「にゅうろう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、入牢の正しい読み方は「じゅろう」「にゅうろう」の両方になります。
入牢の”入”は「はい(る)」「にゅう」「じゅ」、”牢”は「ろう」と読むことができます。
ただ一般的には入牢は「じゅろう」と読むことが多いです。
また入牢(じゅろう)のように「入(じゅ)」が用いられている言葉には、
「入内(じゅだい)・入来(じゅらい)・入眼(じゅがん)・入水(じゅすい)」などがあります。
入牢(にゅうろう)のように「入(にゅう)」が用いられている言葉には、
「購入(こうにゅう)・侵入(しんにゅう)・収入(しゅうにゅう)・参入(さんにゅう)」などがあります。
次の章で入牢の意味と類義語について解説していきます。
2.入牢の意味と類義語について
では入牢の意味と類義語について見ていきましょう。
まず入牢は「牢に入ること」の意味として用いられています。
入牢を用いた例文としては、「入牢してしまった」や、
「入牢の期限はいつまでか」のような使い方で用いられています。
また入牢の類義語としては、「入所(にゅうしょ)・入獄(にゅうごく)・投獄(とうごく)・牢獄(ろうごく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても入牢と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「入牢の読み方と意味、”じゅろう”と”にゅうろう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 入牢の正しい読み方は「じゅろう」「にゅうろう」の両方。
- 入牢は「牢に入ること」の意味。
- 入牢の類義語には、「入所・入獄・投獄・牢獄」などがある。