入来の読み方と意味、「じゅらい」と「にゅうらい」正しいのは?

 

さて日常的に使われることはほとんどないですが、「入来」という言葉があります。

 

この入来に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
入来がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは入来の読み方と意味、「じゅらい」と「にゅうらい」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.入来の正しい読み方は「じゅらい」「にゅうらい」?

 

では入来の正しい読み方は、「じゅらい」「にゅうらい」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、入来の正しい読み方は「じゅらい」「にゅうらい」の両方になります

 

入来の”入”は「はい(る)」「にゅう」「じゅ」と読むことができます。

 

 

 

一般的には入来は「じゅらい」と読むことが多いです。

 

ただ入来は「じゅらい」「にゅうらい」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

(次の章ではそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また入来(じゅらい)のように「入(じゅ)」が用いられている言葉には、
「入眼(じゅがん)・入内(じゅだい)・入牢(じゅろう)・入水(じゅすい)」などがあります。

 

入来(にゅうらい)のように「入(にゅう)」が用いられている言葉には、
「入室(にゅうしつ)・入荷(にゅうか)・入選(にゅうせん)・入居(にゅうきょ)」などがあります。

 

 

次の章で入来の意味と類義語について解説していきます。

 

2.入来の意味と類義語について

 

では入来の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず入来(じゅらい)は「他人の来訪の尊敬語のこと」の意味として用いられています。

 

 

入来を「じゅらい」と読むと上記のような意味になりますが、
「にゅうらい」と読むと「訪ねて入って来ること。来訪のこと」の意味となります

 

なので入来を「にゅうらい」と読むと単なる”来訪”の意味で、「じゅらい」と読むと”来訪の尊敬語”となるんですね。

 

このように入来は「じゅらい」「にゅうらい」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

また入来の類義語としては、「訪問(ほうもん)・来宅(らいたく)・来駕(らいが)・往来(おうらい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても入来と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「入来の読み方と意味、”じゅらい”と”にゅうらい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ