故人の読み方と意味、「こじん」と「こにん」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「故人」という言葉があります。

 

この故人に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
故人がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは故人の読み方と意味、「こじん」と「こにん」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.故人の正しい読み方は「こじん」「こにん」?

 

では故人の正しい読み方は、「こじん」「こにん」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、故人の正しい読み方は「こじん」になります

 

故人の”故”は「ゆえ」「こ」、”人”は「ひと」「じん」「にん」と読むことができますが、故人は「こじん」と読むのが正しく、「こにん」と読むのは間違いです

 

 

 

また故人(こじん)のように「故(こ)」が用いられている言葉には、
「故意(こい)・縁故(えんこ)・故障(こしょう)・故事(こじ)」などがあります。

 

故人(こじん)のように「人(じん)」が用いられている言葉には、
「人心(じんしん)・人海(じんかい)・人工(じんこう)・要人(ようじん)」などがあります。

 

 

次の章で故人の意味と類義語について解説していきます。

 

2.故人の意味と類義語について

 

では故人の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず故人は「死んだ人。亡くなった人のこと/古くからの友達のこと」の意味として用いられています。

 

 

故人を用いた例文としては、「それは故人の記念碑だ」や、
「故人を偲(しの)ぶ」のような使い方で用いられています。

 

一般的に故人は前者の意味で使われることがほとんどで、
どちらの例文も「死んだ人。亡くなった人のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また故人の類義語としては、「死者(ししゃ)・亡者(もうじゃ)・死人(しにん)・亡霊(ぼうれい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても故人と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「故人の読み方と意味、”こじん”と”こにん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ