十分の読み方と意味、「じゅうぶん」と「じっぷん」正しいのは?

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    さて日常的に使われるもので「十分」という言葉があります。

     

    この十分に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
    十分がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

     

    そこでこのページでは十分の読み方と意味、「じゅうぶん」と「じっぷん」どちらが正しいのかを解説します。

     

    どうぞご覧ください。

     

     

     

    1.十分の正しい読み方は「じゅうぶん」「じっぷん」?

     

    では十分の正しい読み方は、「じゅうぶん」「じっぷん」どちらなのかを見ていきましょう。

     

    結論から言ってしまうと、十分の正しい読み方は「じゅうぶん」「じっぷん」「じゅっぷん」になります

     

    十分の”十”は「じゅう」「じゅっ」「じっ」「と」、”分”は「わ(ける)」「ふん」「ぶん」と読むことができます。

     

     

    ただ十分は「じゅうぶん」「じっぷん」「じゅっぷん」のどれで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。

     

    (次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

     

     

     

    また十分の”分”の読み方は「ふん」と読むことはできますが、
    もともとそれ単体では「ぷん」という読み方をすることはできません。

     

    十分のように「じっふん」「じゅっふん」ではなく、「じっぷん」「じゅっぷん」と変化して読むのは、日本語の「半濁音化(はんだくおんか)」と呼ばれているものです

     

     

    半濁音化とは、”2つの語が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭(ハ行音)がパ行音に変化する現象のこと”を言います。

     

    このパ行音(パ・ピ・プ・ペ・ポ)のことを”半濁音(はんだくおん)”と呼びます。

     

    十分であれば、十(じっ・じゅっ)+分(ふん)なので、分(後ろの語)の語頭である”ふ”が半濁音の”ぷ”に変化します。

     

     

     

    例えば「卵白(らんぱく)」や「分布(ぶんぷ)」は半濁音化なしで読むと、
    「らんはく」や「ぶんふ」と読むのが普通です。

     

    もともと”白”には「ぱく」という読み方はないですし、”布”にも「ぷ」という読み方は存在しません

     

     

    ですが日本語では半濁音化によって半濁音(パ行音)に変化するため、
    「卵白(らんぱく)」「分布(ぶんぷ)」と変化させて読んでいるのです。

     

    ただすべての言葉が半濁音化によって半濁音(パ行音)に変化するわけではないので、注意してください。

     

     

    次の章で十分の意味と類義語について解説していきます。

     

    2.十分の意味と類義語について

     

    では十分の意味と類義語について見ていきましょう。

     

    まず十分(じゅうぶん)は「必要なことや条件が満ち足りているさま」の意味として用いられています。

     

     

    十分を「じゅうぶん」と読むと上記のような意味になりますが、
    「じっぷん」「じゅっぷん」と読むと「時間における10分(600秒)のこと」の意味となります

     

    このように十分は「じゅうぶん」「じっぷん」「じゅっぷん」のどれで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。

     

     

     

    十分を用いた例文としては、「それだけあれば十分(じゅうぶん)だ」や、
    「十分(じっぷん、じゅっぷん)遅刻した」のような使い方で用いられています。

     

    前者の例文は「必要なことや条件が満ち足りているさま」の意味で、
    後者の例文は「時間における10分(600秒)のこと」の意味で使用しています。

     

     

     

    また十分(じゅうぶん)の類義語としては、「満足(まんぞく)・結構(けっこう)・納得(なっとく)・十全(じゅうぜん)」などの言葉が挙げられます

     

    どの言葉についても十分と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

     

     

    以上が「十分の読み方と意味、”じゅうぶん”と”じっぷん”正しいのは?」でした。

     

     

    3.まとめ

    これまで説明したことをまとめますと、

    • 十分の正しい読み方は「じゅうぶん」「じっぷん」「じゅっぷん」のすべて。
    • 十分(じゅうぶん)は「必要なことや条件が満ち足りているさま」の意味。
    • 十分(じっぷん、じゅっぷん)は「時間における10分(600秒)のこと」の意味。
    • 十分(じゅうぶん)の類義語には、「満足・結構・納得・十全」などがある。

     

     

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