結論から言ってしまうと、万一の正しい読み方は「まんいち」「まんいつ」「ばんいち」「ばんいつ」になります。
万一の”万”は「まん」「ばん」、”一”は「いち」「いつ」と読むことができます。
一般的には万一は「まんいち」と読むことがほとんどです。
ただ万一は「まんいち」「まんいつ」「ばんいち」「ばんいつ」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で万一の意味について解説していきます。
万一(まんいち、まんいつ)は「万の中の一つ。ほとんどないが、非常に稀(まれ)にあること/ひょっとして。もしも」の意味として用いられています。
万一を「まんいち」「まんいつ」と読むと上記のような意味になりますが、「ばんいち」「ばんいつ」と読むと、「万の中の一つ。ほとんどないが、非常に稀にあること」の意味のみとなります。
このように万一は「まんいち」「まんいつ」「ばんいち」「ばんいつ」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
万一を用いた例文としては、「万一の場合も考える」や、
「万一(まんいち、まんいつ)不合格だったら」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「万の中の一つ。ほとんどないが、非常に稀にあること」の意味で、後者の例文は「ひょっとして。もしも」の意味で使用しています。
以上が「万一の読み方と意味、”まんいち”と”まんいつ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど