このページでは一元の読み方と意味、「いちげん」と「いちがん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.一元の正しい読み方は「いちげん」「いちがん」?

 

結論から言ってしまうと、一元の正しい読み方は「いちげん」になります

 

一元の”元”は「もと」「げん」「がん」と読むことができますが、
一元は「いちげん」と読むのが正しく、「いちがん」と読むのは間違いです。

 

 

「いちがん」というのは、”一丸(いちがん)”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

 

また一元(いちげん)のように「一(いち)」が用いられている言葉には、
「一巡(いちじゅん)・一応(いちおう)・一同(いちどう)・一丸(いちがん)」などがあります。

 

一元(いちげん)のように「元(げん)」が用いられている言葉には、
「中元(ちゅうげん)・紀元(きげん)・元首(げんしゅ)・次元(じげん)」などがあります。

 

 

次の章で一元の意味について解説していきます。

 

2.一元の意味について

 

一元は「物事の根元がひとつであること/一つの年号のこと/代数方程式で、未知数が一つであること/中国の貨幣単位”元”のひとつ分のこと」の意味として用いられています。

 

 

一元を用いた例文としては、「彼は一元論者だ」や、
「一元二次方程式を解く」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「物事の根元がひとつであること」の意味で、
後者の例文は「代数方程式で、未知数が一つであること」の意味で使用しています。

 

 

 

また一元の類義語としては、「単一(たんいつ)・単数(たんすう)・唯一(ゆいいつ)・個体(こたい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても一元と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「一元の読み方と意味、”いちげん”と”いちがん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 一元の正しい読み方は「いちげん」で、「いちがん」は間違い。
  • 一元は「物事の根元がひとつであること/一つの年号のこと/代数方程式で、未知数が一つであること/中国の貨幣単位”元”のひとつ分のこと」の意味。
  • 一元の類義語には、「単一・単数・唯一・個体」などがある。

 

 

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