このページでは一理の読み方と意味、「いちり」と「ひとり」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.一理の正しい読み方は「いちり」「ひとり」?

 

結論から言ってしまうと、一理の正しい読み方は「いちり」になります

 

一理の”一”は「ひと(つ)」「いち」「いつ」と読むことができますが、
一理は「いちり」と読むのが正しく、「ひとり」と読むのは間違いです。

 

 

 

また一理(いちり)のように「一(いち)」が用いられている言葉には、
「一丸(いちがん)・一隅(いちぐう)・一応(いちおう)・一期(いちご)」などがあります。

 

一理(いちり)のように「理(り)」が用いられている言葉には、
「理解(りかい)・理科(りか)・地理(ちり)・合理(ごうり)」などがあります。

 

 

次の章で一理の意味について解説していきます。

 

2.一理の意味について

 

一理は「一通りの理屈のこと。一応の理由のこと」の意味として用いられています。

 

 

一理を用いた例文としては、「反対意見にも一理ある」や、
「彼の言い分にも一理ある」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また一理の類義語としては、「論理(ろんり)・道理(どうり)・真理(しんり)・理屈(りくつ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても一理と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「一理の読み方と意味、”いちり”と”ひとり”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 一理の正しい読み方は「いちり」で、「ひとり」は間違い。
  • 一理は「一通りの理屈のこと。一応の理由のこと」の意味。
  • 一理の類義語には、「論理・道理・真理・理屈」などがある。

 

 

関連ページ

<難読漢字の一覧>

 

(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>

 

哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!

 

依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!

 

<難読漢字の一覧(偏)>

 

(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!

 

<覚えておきたい知識>

 

鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!

 

(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!