このページでは一如の読み方と意味、「いちにょ」と「いちじょ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.一如の正しい読み方は「いちにょ」「いちじょ」?

 

結論から言ってしまうと、一如の正しい読み方は「いちにょ」になります

 

一如の”如”は「ごと(し)」「じょ」「にょ」と読むことができますが、
一如は「いちにょ」と読むのが正しく、「いちじょ」と読むのは間違いです

 

 

 

また一如(いちにょ)のように「一(いち)」が用いられている言葉には、
「一同(いちどう)・一丸(いちがん)・一巡(いちじゅん)・一応(いちおう)」などがあります。

 

一如(いちにょ)のように「如(にょ)」が用いられている言葉には、
「如意(にょい)・真如(しんにょ)・如実(にょじつ)・如来(にょらい)」などがあります。

 

 

次の章で一如の意味と類義語について解説していきます。

 

2.一如の意味と類義語について

 

一如は「真理はただひとつであること」の意味として用いられています。

 

 

一如を用いた例文としては、「平等一如の悟り」や、
「物心一如の思想からきたもの」のような使い方で用いられています。

 

物心一如(ぶっしんいちにょ)というのは四字熟語で、”物質と精神は一体であること”を意味します

 

 

 

また一如の類義語としては、「同然(どうぜん)・同様(どうよう)・同等(どうとう)・相似(そうじ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても一如と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「一如の読み方と意味、”いちにょ”と”いちじょ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 一如の正しい読み方は「いちにょ」で、「いちじょ」は間違い。
  • 一如は「真理はただひとつであること」の意味。
  • 一如の類義語には、「同然・同様・同等・相似」などがある。

 

 

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