このページでは黄砂の読み方と意味、「こうさ」と「おうさ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.黄砂の正しい読み方は「こうさ」「おうさ」?

 

結論から言ってしまうと、黄砂の正しい読み方は「こうさ」「おうさ」の両方になります

 

黄砂の”黄”は「き」「こう」「おう」、”砂”は「すな」「さ」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には黄砂は「こうさ」と読むことがほとんどです。

 

 

 

また黄砂(こうさ)のように「黄(こう)」が用いられている言葉には、
「黄白(こうはく)・黄塵(こうじん)・黄道(こうどう)・黄門(こうもん)」などがあります。

 

黄砂(おうさ)のように「黄(おう)」が用いられている言葉には、
「黄金(おうごん)・黄土(おうど)・黄燐(おうりん)・黄疸(おうだん)」などがあります。

 

 

次の章で黄砂の意味と類義語について解説していきます。

 

2.黄砂の意味と類義語について

 

黄砂は「黄色い砂のこと/中国大陸北西部で、黄色い砂が強風で吹き上げられて、空を覆い下降する現象のこと」の意味として用いられています。

 

黄砂という現象は3月~5月頃に多く、吹き上げられた砂が日本にまで及ぶこともあります。

 

 

 

黄砂を用いた例文としては、「黄砂による影響を受ける」や、
「黄砂を引き起こす強風」のような使い方で用いられています。

 

どちらの例文も、「中国大陸北西部で、黄色い砂が強風で吹き上げられて、空を覆い下降する現象のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また黄砂の類義語としては、「砂塵(さじん)・砂煙(すなけむり)・風塵(ふうじん)・砂埃(すなぼこり)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても黄砂と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「黄砂の読み方と意味、”こうさ”と”おうさ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 黄砂の正しい読み方は「こうさ」「おうさ」の両方。
  • 黄砂は「黄色い砂のこと/中国大陸北西部で、黄色い砂が強風で吹き上げられて、空を覆い下降する現象のこと」の意味。
  • 黄砂の類義語には、「砂塵・砂煙・風塵・砂埃」などがある。

 

 

関連ページ