さて日常的に使われるもので「登用」という言葉があります。
この登用に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
登用がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは登用の読み方と意味、「とよう」と「とうよう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.登用の正しい読み方は「とよう」「とうよう」?
では登用の正しい読み方は、「とよう」「とうよう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、登用の正しい読み方は「とうよう」になります。
登用の”登”は「のぼ(る)」「と」「とう」と読むことができますが、
登用は「とうよう」と読むのが正しく、「とよう」と読むのは間違いです。
また登用(とうよう)のように「登(とう)」が用いられている言葉には、
「登校(とうこう)・登場(とうじょう)・登記(とうき)・登頂(とうちょう)」などがあります。
登用(とうよう)のように「用(よう)」が用いられている言葉には、
「用事(ようじ)・代用(だいよう)・応用(おうよう)・活用(かつよう)」などがあります。
次の章で登用の意味と類義語について解説していきます。
2.登用の意味と類義語について
では登用の意味と類義語について見ていきましょう。
まず登用は「人をこれまでよりも上の地位に引き上げて使うこと」の意味として用いられています。
登用を用いた例文としては、「人材を登用する」や、
「彼は裁判官に登用された」のような使い方で用いられています。
また登用の類義語としては、「任命(にんめい)・起用(きよう)・採用(さいよう)・抜擢(ばってき)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても登用と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「登用の読み方と意味、”とよう”と”とうよう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 登用の正しい読み方は「とうよう」で、「とよう」は間違い。
- 登用は「人をこれまでよりも上の地位に引き上げて使うこと」の意味。
- 登用の類義語には、「任命・起用・採用・抜擢」などがある。