荘厳の読み方と意味、「そうげん」と「そうごん」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「荘厳」という言葉があります。

 

この荘厳に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
荘厳がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは荘厳の読み方と意味、「そうげん」と「そうごん」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.荘厳の正しい読み方は「そうげん」「そうごん」?

 

では荘厳の正しい読み方は、「そうげん」「そうごん」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、荘厳の正しい読み方は「そうごん」「しょうげん」「しょうごん」になります

 

荘厳の”荘”は「そう」「しょう」、”厳”は「きび(しい)」「げん」「ごん」と読むことができますが、荘厳を「そうげん」と読むのは間違いです。

 

 

 

一般的には荘厳は「そうごん」と読むことが多いです。

 

ただ荘厳は「そうごん」「しょうげん」「しょうごん」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また荘厳(そうごん)のように「荘(そう)」が用いられている言葉には、
「山荘(さんそう)・荘重(そうちょう)・村荘(そんそう)・別荘(べっそう)」などがあります。

 

荘厳(そうごん)のように「厳(ごん)」が用いられている言葉は、
荘厳の他には「厳浄(ごんじょう)」しか見つけることができませんでした。

 

 

次の章で荘厳の意味と類義語について解説していきます。

 

2.荘厳の意味と類義語について

 

では荘厳の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず荘厳(そうごん)は「重々しく、立派なこと/仏像や仏堂などを美しく飾ること」の意味として用いられています。

 

 

荘厳を「そうごん」と読むと上記のような意味になりますが、
「しょうげん」「しょうごん」と読むと「仏像や仏堂などを美しく飾ること」の意味のみとなります

 

このように荘厳は「そうごん」「しょうげん」「しょうごん」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

荘厳を用いた例文としては、「荘厳(そうごん)な眺め」や、
「荘厳された仏堂を訪れる」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「重々しく、立派なこと」の意味で、
後者の例文は「仏像や仏堂などを美しく飾ること」の意味で使用しています。

 

 

 

また荘厳の類義語としては、「威厳(いげん)・尊厳(そんげん)・貫禄(かんろく)・厳粛(げんしゅく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても荘厳と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「荘厳の読み方と意味、”そうげん”と”そうごん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 荘厳の正しい読み方は「そうごん」「しょうげん」「しょうごん」で、「そうげん」は間違い。
  • 荘厳(そうごん)は「重々しく、立派なこと/仏像や仏堂などを美しく飾ること」の意味。
  • 荘厳(しょうげん、しょうごん)は「仏像や仏堂などを美しく飾ること」の意味。
  • 荘厳の類義語には、「威厳・尊厳・貫禄・厳粛」などがある。

 

 

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