結論から言ってしまうと、神宮の正しい読み方は「じんぐう」になります。
神宮の”神”は「かみ」「しん」「じん」、”宮”は「みや」「きゅう」「ぐう」と読むことができますが、神宮は「じんぐう」と読むのが正しく、「しんきゅう」と読むのは間違いです。
また神宮(じんぐう)のように「神(じん)」が用いられている言葉には、
「荒神(こうじん)・祭神(さいじん)・金神(こんじん)・雷神(らいじん)」などがあります。
神宮(じんぐう)のように「宮(ぐう)」が用いられている言葉には、
「宮司(ぐうじ)・中宮(ちゅうぐう)・遷宮(せんぐう)・竜宮(りゅうぐう)」などがあります。
次の章で神宮の意味について解説していきます。
神宮は「神の宮殿のこと/伊勢神宮のこと/格式の高い神社のこと」の意味として用いられています。
神宮を用いた例文としては、「神宮を参拝する」や、
「神宮のうち最も格式が高いとされている」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「伊勢神宮のこと」の意味で、
後者の例文は「格式の高い神社のこと」の意味で使用しています。
また神宮の類義語としては、「霊廟(れいびょう)・神社(じんじゃ)・大社(たいしゃ)・神殿(しんでん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても神宮と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「神宮の読み方と意味、”じんぐう”と”しんきゅう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど