このページでは御形の読み方と意味、「ごぎょう」と「ごけい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.御形の正しい読み方は「ごぎょう」「ごけい」?

 

結論から言ってしまうと、御形の正しい読み方は「ごぎょう」「おぎょう」「みかた」になります

 

御形の”御”は「ご」「お」「み」「ぎょ」、”形”は「かたち」「かた」「けい」「ぎょう」と読むことができますが、御形を「ごけい」と読むのは間違いです。

 

 

 

一般的には御形は「ごぎょう」と読むことが多いです。

 

ただ御形は「ごぎょう」「おぎょう」「みかた」のどれで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また御形(ごぎょう)のように「御(ご)」が用いられている言葉には、
「姉御(あねご)・親御(おやご)・御幸(ごこう)・御前(ごぜん)」などがあります。

 

御形(ごぎょう)のように「形(ぎょう)」が用いられている言葉には、
「形相(ぎょうそう)・大形(おおぎょう)・印形(いんぎょう)・僧形(そうぎょう)」などがあります。

 

 

次の章で御形の意味と類義語について解説していきます。

 

2.御形の意味と類義語について

 

御形(ごぎょう、おぎょう)は「ハハコグサの別名で、春の七草のひとつ」の意味として用いられています。

 

 

御形を「ごぎょう」「おぎょう」と読むと上記のような意味になりますが、
「みかた」と読むと「神体や仏像のこと」の意味となります

 

このように御形は「ごぎょう」「おぎょう」「みかた」のどれで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

御形を用いた例文としては、「御形(ごぎょう、おぎょう)を食べる」や、
「祭祀に用いられる御形(みかた)」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「ハハコグサの別名で、春の七草のひとつ」の意味で、
後者の例文は「神体や仏像のこと」の意味して使用しています。

 

 

 

また御形の類義語としては、「繁縷(はこべら)・蘿蔔(すずしろ)・菘(すずな)・仏の座(ほとけのざ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても御形と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「御形の読み方と意味、”ごぎょう”と”ごけい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 御形の正しい読み方は「ごぎょう」「おぎょう」「みかた」で、「ごけい」は間違い。
  • 御形(ごぎょう、おぎょう)は「ハハコグサの別名で、春の七草のひとつ」の意味。
  • 御形(みかた)は「神体や仏像のこと」の意味。
  • 御形の類義語には、「繁縷・蘿蔔・菘・仏の座」などがある。

 

 

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