このページでは御所の読み方と意味、「ごしょ」と「ぎょしょ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.御所の正しい読み方は「ごしょ」「ぎょしょ」?

 

結論から言ってしまうと、御所の正しい読み方は「ごしょ」になります

 

御所の”御”は「お」「ご」「ぎょ」と読むことができますが、
御所は「ごしょ」と読むのが正しく、「ぎょしょ」と読むのは間違いです

 

 

 

また御所(ごしょ)のように「御(ご)」が用いられている言葉には、
「姉御(あねご)・親御(おやご)・御幸(ごこう)・御前(ごぜん)」などがあります。

 

御所(ごしょ)のように「所(しょ)」が用いられている言葉には、
「名所(めいしょ)・高所(こうしょ)・所轄(しょかつ)・所作(しょさ)」などがあります。

 

 

次の章で御所の意味と類義語について解説していきます。

 

2.御所の意味と類義語について

 

御所は「天皇・上皇・三后・皇子の住まいのこと/天皇・上皇・三后の尊称のこと/親王・将軍・大臣などの住まい。またそこに住む人の敬称のこと」の意味として用いられています。

 

 

御所を用いた例文としては、「京都御所が一般公開された」や、
「花の御所の近くにある建物」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「天皇の住まいのこと」の意味で、
後者の例文は「親王・将軍・大臣などの住まいのこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また御所の類義語としては、「宮中(きゅうちゅう)・王宮(おうきゅう)・宮廷(きゅうてい)・内裏(だいり)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても御所と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「御所の読み方と意味、”ごしょ”と”ぎょしょ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 御所の正しい読み方は「ごしょ」で、「ぎょしょ」は間違い。
  • 御所は「天皇・上皇・三后・皇子の住まいのこと/天皇・上皇・三后の尊称のこと/親王・将軍・大臣などの住まい。またそこに住む人の敬称のこと」の意味。
  • 御所の類義語には、「宮中・王宮・宮廷・内裏」などがある。

 

 

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