このページでは薄力粉の読み方と意味、「はくりきこ」と「はくりょくこ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.薄力粉の正しい読み方は「はくりきこ」「はくりょくこ」?

 

結論から言ってしまうと、薄力粉の正しい読み方は「はくりきこ」になります

 

薄力粉の”薄”は「うす(い)」「はく」、”力”は「ちから」「りょく」「りき」、”粉”は「こな」「こ」「ふん」と読むことができますが、薄力粉を「はくりょくこ」と読むのは間違いです

 

 

 

また薄力粉(はくりきこ)のように「薄(はく)」が用いられている言葉には、
「肉薄(にくはく)・軽薄(けいはく)・希薄(きはく)・薄情(はくじょう)」などがあります。

 

薄力粉(はくりきこ)のように「力(りき)」が用いられている言葉には、
「力説(りきせつ)・力闘(りきとう)・力量(りきりょう)・力学(りきがく)」などがあります。

 

薄力粉(はくりきこ)のように「粉(こ)」が用いられている言葉には、
「米粉(こめこ)・汁粉(しるこ)・葛粉(くずこ)・小麦粉(こむぎこ)」などがあります。

 

 

次の章で薄力粉の意味と類義語について解説していきます。

 

2.薄力粉の意味と類義語について

 

薄力粉は「タンパク質含有量の少ない小麦粉のこと」の意味として用いられています。

 

 

薄力粉は粘り気が少なく、お菓子や天ぷら用に適しています。

 

小麦粉の種類には薄力粉の他にも、中力粉(ちゅうりきこ)・強力粉(きょうりきこ)があり、薄力粉⇒中力粉⇒強力粉の順番にタンパク質含有量が多くなっていきます

 

薄力粉はお菓子・天ぷらなどに適していますが、中力粉はうどんなどの麺類に、強力粉はパン・ピザなどによく使用されています。

 

 

 

また薄力粉の類義語としては、「小麦粉(こむぎこ)・米粉(こめこ)・中力粉(ちゅうりきこ)・強力粉(きょうりきこ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても薄力粉と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「薄力粉の読み方と意味、”はくりきこ”と”はくりょくこ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 薄力粉の正しい読み方は「はくりきこ」で、「はくりょくこ」は間違い。
  • 薄力粉は「タンパク質含有量の少ない小麦粉のこと」の意味。
  • 薄力粉の類義語には、「小麦粉・米粉・中力粉・強力粉」などがある。

 

 

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