このページでは薄力粉の読み方と意味、「はくりきこ」と「はくりょくこ」どちらが正しいのかを解説しています。
結論から言ってしまうと、薄力粉の正しい読み方は「はくりきこ」になります。
薄力粉の”薄”は「うす(い)」「はく」、”力”は「ちから」「りょく」「りき」、”粉”は「こな」「こ」「ふん」と読むことができますが、薄力粉を「はくりょくこ」と読むのは間違いです。
また薄力粉(はくりきこ)のように「薄(はく)」が用いられている言葉には、
「肉薄(にくはく)・軽薄(けいはく)・希薄(きはく)・薄情(はくじょう)」などがあります。
薄力粉(はくりきこ)のように「力(りき)」が用いられている言葉には、
「力説(りきせつ)・力闘(りきとう)・力量(りきりょう)・力学(りきがく)」などがあります。
薄力粉(はくりきこ)のように「粉(こ)」が用いられている言葉には、
「米粉(こめこ)・汁粉(しるこ)・葛粉(くずこ)・小麦粉(こむぎこ)」などがあります。
次の章で薄力粉の意味と類義語について解説していきます。
薄力粉は「タンパク質含有量の少ない小麦粉のこと」の意味として用いられています。
薄力粉は粘り気が少なく、お菓子や天ぷら用に適しています。
小麦粉の種類には薄力粉の他にも、中力粉(ちゅうりきこ)・強力粉(きょうりきこ)があり、薄力粉⇒中力粉⇒強力粉の順番にタンパク質含有量が多くなっていきます。
薄力粉はお菓子・天ぷらなどに適していますが、中力粉はうどんなどの麺類に、強力粉はパン・ピザなどによく使用されています。
また薄力粉の類義語としては、「小麦粉(こむぎこ)・米粉(こめこ)・中力粉(ちゅうりきこ)・強力粉(きょうりきこ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても薄力粉と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「薄力粉の読み方と意味、”はくりきこ”と”はくりょくこ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>