結論から言ってしまうと、回向の正しい読み方は「えこう」になります。
回向の”回”は「まわ(る)」「え」「かい」と読むことができますが、
回向は「えこう」と読むのが正しく、「かいこう」と読むのは間違いです。
次の章で回向の意味について解説していきます。
回向は「自らが行った功徳(くどく)を自らの悟りのため、または他者の利益のために差し向けること/死者の成仏を祈って供養(くよう)を行うこと」の意味として用いられています。
功徳(くどく)というのは、”善行の結果として得られる神仏の恵みのこと”です。
回向を用いた例文としては、「これが回向の本来の概念だ」や、「家族で回向する」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「自らが行った功徳を自らの悟りのため、または他者の利益のために差し向けること」の意味で、後者の例文は「死者の成仏を祈って供養を行うこと」の意味で使用しています。
以上が「回向の読み方と意味、”えこう”と”かいこう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど