このページでは挽回の読み方と意味、「めんかい」と「ばんかい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.挽回の正しい読み方は「めんかい」「ばんかい」?

 

結論から言ってしまうと、挽回の正しい読み方は「ばんかい」になります

 

挽回の”挽”は「ひ(く)」「ばん」と読むことはできますが、
「めん」と読むことはできないので、挽回を「めんかい」と読むのは間違いです

 

 

 

また挽回(ばんかい)のように「挽(ばん)」が用いられている言葉には、
「挽歌(ばんか)・挽詩(ばんし)・挽車(ばんしゃ)・推挽(すいばん)」などがあります。

 

挽回(ばんかい)のように「回(かい)」が用いられている言葉には、
「回転(かいてん)・回帰(かいき)・回答(かいとう)・回避(かいひ)」などがあります。

 

 

次の章で挽回の意味について解説していきます。

 

2.挽回の意味について

 

挽回は「失ったものや遅れを取り戻して、もとの状態にすること」の意味として用いられています。

 

 

挽回を用いた例文としては、「名誉挽回をする」や、
「勉強の遅れを挽回する」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また挽回の類義語としては、「再起(さいき)・回復(かいふく)・復元(ふくげん)・奪還(だっかん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても挽回と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「挽回の読み方と意味、”めんかい”と”ばんかい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 挽回の正しい読み方は「ばんかい」で、「めんかい」は間違い。
  • 挽回は「失ったものや遅れを取り戻して、もとの状態にすること」の意味。
  • 挽回の類義語には、「再起・回復・復元・奪還」などがある。

 

 

関連ページ

<難読漢字の一覧>

 

(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>

 

哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!

 

依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!

 

<難読漢字の一覧(偏)>

 

(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!

 

<覚えておきたい知識>

 

鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!

 

(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!