さて日常的に使われるもので「鼓舞」という言葉があります。
この鼓舞に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
鼓舞がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは鼓舞の読み方と意味、「こぶ」と「こまい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.鼓舞の正しい読み方は「こぶ」「こまい」?
では鼓舞の正しい読み方は、「こぶ」「こまい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、鼓舞の正しい読み方は「こぶ」になります。
鼓舞の”鼓”は「つづみ」「こ」、”舞”は「ま(う)」「まい」「ぶ」と読むことができますが、鼓舞は「こぶ」と読むのが正しく、「こまい」と読むのは間違いです。
また鼓舞(こぶ)のように「鼓(こ)」が用いられている言葉には、
「太鼓(たいこ)・鼓吹(こすい)・鼓膜(こまく)・鼓動(こどう)」などがあります。
鼓舞(こぶ)のように「舞(ぶ)」が用いられている言葉には、
「乱舞(らんぶ)・舞楽(ぶがく)・舞台(ぶたい)・舞踊(ぶよう)」などがあります。
次の章で鼓舞の意味と類義語について解説していきます。
2.鼓舞の意味と類義語について
では鼓舞の意味と類義語について見ていきましょう。
まず鼓舞は「励まして勢いづけること。奮い立たすこと」の意味として用いられています。
鼓舞を用いた例文としては、「聴衆を鼓舞する」や、
「その行動は私たちを鼓舞した」のような使い方で用いられています。
また鼓舞の類義語としては、「激励(げきれい)・叱咤(しった)・声援(せいえん)・応援(おうえん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても鼓舞と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「鼓舞の読み方と意味、”こぶ”と”こまい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 鼓舞の正しい読み方は「こぶ」で、「こまい」は間違い。
- 鼓舞は「励まして勢いづけること。奮い立たすこと」の意味。
- 鼓舞の類義語には、「激励・叱咤・声援・応援」などがある。