漸減の読み方と意味、「ざんげん」と「ぜんげん」正しいのは?

 

さて日常的に使われることはあまりないですが、「漸減」という言葉があります。

 

この漸減に使用されている漢字(特に”漸”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは漸減の読み方と意味、「ざんげん」と「ぜんげん」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.漸減の正しい読み方は「ざんげん」「ぜんげん」?

 

では漸減の正しい読み方は、「ざんげん」「ぜんげん」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、漸減の正しい読み方は「ぜんげん」になります

 

漸減の”漸”は「ようや(く)」「ぜん」「ざん」と読むことができますが、
漸減は「ぜんげん」と読むのが正しく、「ざんげん」と読むのは間違いです。

 

 

漸減の”漸(ぜん)”という字は、”暫(ざん)”という字に似ているため注意が必要です。

 

 

 

また漸減(ぜんげん)のように「漸(ぜん)」が用いられている言葉には、
「漸次(ぜんじ)・漸落(ぜんらく)・漸進(ぜんしん)・漸増(ぜんぞう)」などがあります。

 

漸減(ぜんげん)のように「減(げん)」が用いられている言葉には、
「低減(ていげん)・減資(げんし)・減衰(げんすい)・累減(るいげん)」などがあります。

 

 

次の章で漸減の意味と類義語について解説していきます。

 

2.漸減の意味と類義語について

 

では漸減の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず漸減は「だんだん減っていくこと」の意味として用いられています。

 

 

漸減を用いた例文としては、「出生率が漸減する」や、
「外側に向かって漸減している」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また漸減の類義語としては、「累減(るいげん)・逓減(ていげん)・低減(ていげん)・減少(げんしょう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても漸減と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「漸減の読み方と意味、”ざんげん”と”のぜんげん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ