大輪の読み方と意味、「たいりん」と「だいりん」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「大輪」という言葉があります。

 

この大輪に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
大輪がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは大輪の読み方と意味、「たいりん」と「だいりん」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.大輪の正しい読み方は「たいりん」「だいりん」?

 

では大輪の正しい読み方は、「たいりん」「だいりん」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、大輪の正しい読み方は「たいりん」「だいりん」「おおわ」になります

 

大輪の”大”は「おお(きい)」「だい」「たい」、”輪”は「わ」「りん」と読むことができます。

 

 

 

一般的には大輪は「たいりん」と読むことが多いです。

 

ただ大輪は「たいりん」「だいりん」「おおわ」のどれで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また大輪(たいりん)のように「大(たい)」が用いられている言葉には、
「大役(たいやく)・大化(たいか)・大概(たいがい)・大気(たいき)」などがあります。

 

大輪(だいりん)のように「大(だい)」が用いられている言葉には、
「大吉(だいきち)・拡大(かくだい)・偉大(いだい)・寛大(かんだい)」などがあります。

 

 

次の章で大輪の意味と類義語について解説していきます。

 

2.大輪の意味と類義語について

 

では大輪の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず大輪(たいりん、だいりん)は「咲いた花の直径が普通よりも一段と大きいもの」の意味として用いられています。

 

 

大輪を「たいりん」「だいりん」と読むと上記のような意味になりますが、
「おおわ」と読むと「大きな輪のこと/牛車(ぎっしゃ)の車輪の外回りの部分のこと」の意味となります

 

牛車(ぎっしゃ)というのは、”主に平安時代に、牛にひかせた、貴人を乗せるための屋形(やかた)車のこと”です。

 

このように大輪は「たいりん」「だいりん」「おおわ」のどれで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

大輪を用いた例文としては、「大輪(たいりん、だいりん)の花を咲かせる」や、「大輪(おおわ)描いて回る」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「咲いた花の直径が普通よりも一段と大きいもの」の意味で、後者の例文は「大きな輪のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また大輪の類義語としては、「大形(おおがた)・大柄(おおがら)・巨大(きょだい)・特大(とくだい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても大輪と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「大輪の読み方と意味、”たいりん”と”だいりん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 大輪の正しい読み方は「たいりん」「だいりん」「おおわ」。
  • 大輪(たいりん、だいりん)は「咲いた花の直径が普通よりも一段と大きいもの」の意味。
  • 大輪(おおわ)は「大きな輪のこと/牛車の車輪の外回りの部分のこと」の意味。
  • 大輪の類義語には、「大形・大柄・巨大・特大」などがある。

 

 

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