このページでは大将の読み方と意味、「たいしょう」と「だいしょう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.大将の正しい読み方は「たいしょう」「だいしょう」?

 

結論から言ってしまうと、大将の正しい読み方は「たいしょう」「だいしょう」の両方になります

 

大将の”大”は「おお(きい)」「だい」「たい」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には大将は「たいしょう」と読むことがほとんどです。

 

 

 

また大将(たいしょう)のように「大(たい)」が用いられている言葉には、
「大役(たいやく)・大化(たいか)・大概(たいがい)・大気(たいき)」などがあります。

 

大将(だいしょう)のように「大(だい)」が用いられている言葉には、
「大吉(だいきち)・拡大(かくだい)・偉大(いだい)・寛大(かんだい)」などがあります。

 

 

次の章で大将の意味と類義語について解説していきます。

 

2.大将の意味と類義語について

 

大将は「全軍を指揮・統率する者のこと/軍隊の階級で、将官の最高位のこと/集団の頭(かしら)のこと/他人を親しんだり、からかったりして呼ぶ語のこと」の意味として用いられています。

 

軍隊の階級において最高位である大将は、中将の上にあたります。

 

 

 

大将を用いた例文としては、「彼が海軍大将だ」や、「大将、飲みに行こう」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「軍隊の階級で、将官の最高位のこと」の意味で、後者の例文は「他人を親しんだり、からかったりして呼ぶ語のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また大将の類義語としては、「総督(そうとく)・士官(しかん)・元帥(げんすい)・将帥(しょうすい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても大将と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「大将の読み方と意味、”たいしょう”と”だいしょう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 大将の正しい読み方は「たいしょう」「だいしょう」の両方。
  • 大将は「全軍を指揮・統率する者のこと/軍隊の階級で、将官の最高位のこと/集団の頭(かしら)のこと/他人を親しんだり、からかったりして呼ぶ語のこと」の意味。
  • 大将の類義語には、「総督・士官・元帥・将帥」などがある。

 

 

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